石川さゆりさんの名曲「天城越え」で知名度抜群の浄蓮の滝を訪れてみました。浄蓮の滝は、日本の滝百選の1つで、静岡県伊豆市・伊豆半島の真ん中のややアクセスが難しい場所に位置します。首都圏から浄蓮の滝までは、東名高速を使い、沼津インターで降り、伊豆縦貫道を通るのが一般的です。沼津や三島は信号が多く、また伊豆半島に関しては道路があまり整備されていないので、結構混雑します。近いと思いきや、なかなか遠く感じるのが伊豆半島観光の難点でしょうか。
なかなかありがたいのが、浄蓮の滝の駐車場は無料なのです。このご時世、なかなか無料開放している駐車場は少ないのではないでしょうか。駐車場には、わさびの直売所や売店があります。せっかくですから、寄ってみてなにかお土産を買いましょう。
浄蓮の滝を見下ろせるとは書いてありますが、見えません。おとなしく、下までおりましょう。帰りは結構な上り坂になりますが、ゆっくり歩けば大丈夫なはずです。
下まで降りると、釣り堀と売店がお出迎えです。時間のある方はよってもいいかもしれません。そして、滝の音が次第に大きくなっていき、視界に入るのが、浄蓮の滝です。
浄蓮の滝の隣には、俳句の碑や、天城越えのメロディーが刻まれた碑があります。
いい感じの味が出ています。
さて、浄蓮の滝ですが、落差は約25メートルほどあるそうです。季節によっては、水がちょろちょろの場合もあるので、雪解けが進んだ時期が一番見た目がいいかもしれません。特に色づくような気があるわけでもないので、秋に訪れてもあまり変わりはありません。以前訪れた際に比べて、水量が多かったような気がします。森林浴、特に水があるところは気持ちが安らぎますね。
少しアクセスは悪いですが、伊豆半島に遊びに行く際には、ぜひ訪れていただきたいスポットです。