梅雨の季節でなかなか晴れ模様がなく、気分が落ち込む季節ではありますが、そんな時期だからこそ楽しめる観光地もあります。6月に是非とも関東で訪れたいのが、鎌倉にある明月院です。あじさいの名所として知られており、明月院を訪れたことがある方でも、この時期の明月院の印象は全く違うものになるでしょう。
ただ、やはり問題となるのが、明月院、この時期になるとおかしいぐらい混雑します。車で行こうとすると、駐車場が近辺にはほとんどないため、車が全く動きません。おまけに、線路もあるので、交通事情は最悪です。バスも同様ですので、可能であれば、電車で訪れることを強くおすすめします。最寄りの駅は北鎌倉駅です。ようやく入口にたどり着いたかと思えば、この人の数。もうごった返しですね。
立ち止まらないで下さいと警備の方が叫んでます。もちろん、そんなことはお構いなしに写真を撮る人たちだらけです。
後ろからせかされることもありますが、やはりここは粘ってきれいな写真を撮りたいところ。うっとりしますね、この青さ。明月院ブルーとも呼ばれているみたいですよ。通常明月院の拝観料は300円とのことですが、6月はスペシャルプライスで500円とのことです。なかなかのやり手ですね。これだけ知名度も上がってきていることですし、700円ぐらいにしても人は来るのではないでしょうか、と言ってみます。
さまざまな種類のあじさいが植えられています。
なかなか見かけない一風変わったあじさいもみることができます。
この明月院のあじさいですが、歴史が長いものではなく、戦後に手入れが簡単だからという理由で植え始められたんだそうです。約2500株のあじさいが植えられているそうですが、訪れている人たちのほうが断然多そうですね。入場料も取っていますので、なかなかの商売上手かもしれません。
さて、この橋を渡ると、明月院のベストスポットに行きつきます。
コンパクトにまとまっているので、あじさいの数は少なくとも、楽しめるんでしょうね。
参道の両脇に無数のあじさいが植えられています。これはなかなかきれいです。ただ、混雑しているので、悠々と写真を撮っている暇はありません。
人を入れないで撮ろうとするのは、もう不可能ですね。今回訪れた時間はちょうどお昼頃です。朝はもう少しすいているのでしょうか。なかなかの人の数です。
ようやく門の前まで来ました。一苦労ですね。
後ろを振り向いてみると、たくさんの人が。この日は、梅雨の割にはお天気だったので仕方がありませんね。
さて、参道を進むと、本堂があります。
京都等でよく見る悟りの窓ですね。あじさいが飾ってあります。これを見るだけに、20分ほど並びました。みなさん写真を撮るのに時間がかかってます。セルフィーや動画、横・縦などなど。まぁ、私も人のこと言えませんが。
人が誰も入っていなければいいのですが、実は、拝観料をさらに500円払うと、反対側から見ることができるのです。なので、人は必ずと言っていいほど入ってしまいます。悟りの窓に人が入ってしまうと、なーんとなく微妙ですね。
別にお返しというわけではありませんが、拝観料を払って、私も裏からのぞいてみました。
後庭園には、ハナショウブが多数植えられており、3000株ほどあるとのことです。500円ケチって入らない人も多そうですが、ここも見どころの一つです。
明らかに人の数が違います。みなさん知らないだけなのが、わざと行かないのか。もったいないですね。
ここ明月院では、ハナショウブのお守りが売っており、ショウブとかけているんでしょうね。
境内には、竹林もあります。
さて、いかがでしたでしょうか。明月院は訪れたことがあるという方でも満喫できると思いますよ。鎌倉といえば、観光名所が多々あり、古くからの町ということでもあり混雑はしますが、訪れてみたい名所であることは確かです。
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