バロッサバレーのロックフォードと聞くと、あまり馴染みのない方が多いかもしれませんが、実は、オーストラリアのワイナリーの中では、非常に有名で、前回ご紹介したペンフォールズ(Penfolds)のGrangeに加えて、ヘンチキ(Henschke)のHill of Grace、そしてこのロックフォード(Rockford)のBasket Pressが3大シラーズワインになります。なかなかワイン専門店で取り扱うところがなく、レストランやロックフォードのお店等でしか見かけることができない希少性ありのワイナリーです。
まとめ動画です:
ワイナリーらしい外観
前回取り上げたペンフォールズと異なり、これぞワイナリーといった雰囲気が出ています。
看板がおしゃれでいいですね。営業時間は、11時から5時までですので、お気を付けください。
中へ進むとガチムチのお兄さんが何やら作業をしています。なんと、ワインを作っているところがすぐそばで見れるんですね。
ワインといえば、ぶどうですよね。こんなにたくさんの葡萄を使って作るんですね。若干汚らしいですが、ここからおいしいワインができるようです。
ワインセラーは薄暗いオールドテーストな雰囲気!
さっそくワインセラーへ入ってみましょう。なかなか歴史を感じるつくりになっています。
天井を見上げれば、ワインの樽がたくさん並んでいます。何年物でしょうか。相当古そうに見えます。もちろん中身も入っているそうですよ。
お楽しみの試飲にはバスケットプレスも入っていますよ!
皆様お待ちかねの試飲タイムです。もう飲みすぎてしまって半分味がわからない状態ですが、有名なバスケットプレスを飲まなければと思い頼みました。
表面は白ワインが多く、裏側に高級ワインが並びます。
バスケットプレスは、樹齢60年から100年以上のものまで、最高のシラーズを集めて作られるんだそうです。
ワイン好きというわけではありませんが、確かにおいしかったですね。また、雰囲気がずるいですね。
そしてこちらはまた一風変わったシラーズ100%のスパークリングワインです。ロゼワインというよりも、濃い赤ワインがはじけるようなイメージですね。
これまた入手困難なワインだそうですが、個人的にはあまり好みではありませんでした。ただ、試せるところは非常に少ないので、ぜひここを訪れたら飲みましょう。
高いクオリティの割にはリーズナブルなワインが目立つロックフォード
あまり知名度が高くないからでしょうか。お値段は結構抑えめなのがうれしいところです。
是非ロックフォードを訪れたらバスケットプレスとブラックシラーズを試飲してみてください。
ワイナリー巡りはまだ続きます。